■
「美咲・・・・ん・・・・・」
果歩が私にキスをしました。二人だけの教室、まだ外では部活の音が聞こえます。
ヤバイかなって思ったけど果歩にキスされた瞬間どうでもよくなりました。やわらかくって、甘くて、頭の芯がしびれるようでした。
「やっとできた・・・・」
潤んだ目で果歩が言います。
「ちょっと強引だったけどゆるしたげる」
「だってちっとも答えてくれなかったんだもん、やっぱりフられちゃったかと思ったよ」
「ごめんね、女の子に告られたの初めてでどうしていいかわからなかったの」
「じゃ、あたしでいいんだね」
「うん、果歩ならいいよ・・・」
「美咲、好き・・・・」
果歩がまたキスしてきました。今度はもっと長く・・・。
